【カンティナ情報】ルイズ・デ・カルデナス@オルトレポ

先日、イタリアのオンラインワインショップ「タンニコTANNICO」でワインを購入しました。そこで注目したワイナリーがあり、ついつい2種類のワインを購入してしまいました。それは私がミラノのサドレルで働いていた時に、オープンワインで売りまくったオルトレポ・パヴェーぜの生産者です。それは『ルイズ・デ・カルデナス』です。

今日は日本でもまだマイナー?かもしれませんが、本格的ピノノワールの生産者にフォーカスしてみたいと思います。

http://www.ruizdecardenas.it/premessa.htm

【Pinot Nero】

Vigna Brumano

Vigna Miraggi

Vigna Galanta

【Spumante Metodo Classico】

Blanc de Blancs Extra Brut Cuvée Armonia

Galanta Brut Tradizione

Galanta Rosè Brut

(出典:Ruiz de CardenasのHPより)

歴史 

1979年にパヴィア県カステッジオで最初のブドウ園を購入。オルトレポはブドウ栽培に適しているにもかかわらず、安い製品というイメージあることに疑問を抱いたオーナー。それは他の地域や他の国との「違い」がうまく伝わっていないことだと感じたそうです。

最初のピノノワールは1981年のもので、当時は赤ワインの製造が知られていなかったため、多くの人に驚きをもたらしました。これにより地域で唯一の、ピノノワールのれきしかんんを変えた生産者としてイタリア全土に知られることとなりました。現在でも多くの優れた生産者がこのワインのスタイルを模範として切磋琢磨しているようです

(出典:Ruiz de CardenasのHPより)

地質学 

オルトレポ・パヴェーゼは、ポー川の南部のロンバルディア州であり、45度線(北極と赤道の中間)に位置しています。カステッジョは丘のふもと、オルトレポ・ビティコロの中心部に位置しています。 同社は北部からマイラノ村に入って最初の丘にありますが、ブドウ園はすべて管理された起源の名称が付いてす。

カステッジョ(Casteggio)の ヴィーニャ・ブルマーノ(Vigna Brumano)とヴィーニャ・ミラッジ(Vigna Miraggi)両者とも赤ワイン用ピノ・ノワールを栽培。そしてカンティナも所在。

トッリチェッラ・ヴェルツァーテ(Torricella Verzate)のヴィーニャ・ガランタ(Vigna Garanta)では、スプマンテベースのシャルドネとピノノワール。

オリバ・ゲシのヴィーニャ・レ・モイーネ(Vigna LeMoìne)では、赤ワイン用のピノ・ノワール。

これらは小さなブドウ園で合計約5ヘクタール。標高、斜面の向き、土壌の構成の違いにより最も適したブドウ選定を行っています。

カンティナ  

当カンティナではピノ・ノワールとシャルドネを小さなぶどう畑で厳選されたもののみを使用します。1985年当初、小さな「テロワール」という概念からワインに複雑さを与えるために、いくつかのブドウ畑ごとに分別して醸造し始めました。これらのブドウ畑は地域の登記簿に記されラベルにも記載されています。ただし、ヴィンテージによっては瓶詰めできない年もあるので、品質を維持することの難しさも、生産者としての責任として理解しています。カンティナには近代的な設備が整っているるため、ある程度の品質は保証できますが、実際の難しさは、それらを最大限に活用することです。それはつまり、最適な環境・方法で栽培されたブドウを使用ことだと理解しています。


いかがでしたか。 

このブログでは南チロル(アルト・アディジェ)のワインを中心に、製造工程から味の感じ方まで紹介しております。もし気になるワインや生産地、ワインメーカーなどございましたら、どうぞお気軽にコメント欄にお書きください。 それでは楽しいワインライフを。 


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Avvocato del Vino Altoatesino

【旧:南チロルの風ブログ】2003年よりイタリア・南チロル地方(イタリア語:アルト・アディジェ州)で働くソムリエが、ワイン生産者やイベント、地域について紹介するブログです! 【南チロルの風ブログURL: https://altoadigefiordiciliegio.blogspot.com/】

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